個人印鑑 - 実印 ・ 銀行印 ・ 認印 |
個人で使う印鑑を選ぶ場合、ご用途により最適な印材(印鑑の素材)とサイズ(印鑑の直径)があります。お客様のご予算とご希望と合わせてご検討ください。
印鑑の事なら「 はんこ屋さん21 」にお任せください。
● 個人用印鑑の用途と、最適サイズの目安 |
印鑑はそのご用途により、適したサイズがあります。
印鑑証明を取得する際にお住いの市区町村に登録する印鑑です。
男性向けの実印 ・・・ 18.0mm~15.0mm
「姓+名」のフルネームで彫刻します。書体は「印相体(いんそうたい)」が一般的です。
女性向けの実印 ・・・ 15.0mm~13.5mm
男性よりも一回り小さいサイズが選ばれます。「姓+名」のフルネームで、書体は「印相体」が一般的です。女性の場合「姓」が変わることを考慮して、「名のみ」でつくることもあります。「姓+名」なら15.0mm、「名のみ」なら13.5mmが最適です。
※ 印鑑登録は、法律ではなく地方条例ですから市区町村によって、内容が異なる場合もあります。「実印」を作る場合は、象牙、水牛、柘などの硬い材質で「 はんこ 」を作るのが最適です。
銀行印 ・・・ 13.5mm~12.0mm
銀行口座開設の際に登録する印鑑です。「姓」または「名」のみで、書体は「印相体」や「篆書体(てんしょたい)」が一般的です。実印と同じように男性向けの銀行印は女性向けよりも大きなサイズが選ばれます。
認印 ・・・ 12.0mm~10.5mm
普段、書類や荷物の受取りのときなどに使用する印鑑です。承認・確認の意味合いで押印するため、書体は読みやすい「古印体」や「楷書体」が一般的です。
● 個人で使う印鑑の書体説明と見本 |
印鑑でつかう一般的な書体例です。ご用途により最適な書体があります。
・実印 ・・・ 印相体 ・ 篆書体
・銀行印 ・・・ 印相体 ・ 篆書体
・認印 ・・・ 古印体 ・ 楷書体 ・ 行書体
【 印相体 】 篆書(てんしょ)を基礎にして意匠化した書体。主に個人の実印に多く使用され、印鑑独自の書体です。「幸せが八方に広がりますように」という意味を込め、文字先を円枠まで伸ばした験(げん)を担いだ書体でもあります。
【 篆書体 】 左右均一な線幅が特長。幾何図形的な美しさとともに、古代的な荘重さを兼ね備えています。実印に限らず、すべての印に適しています。特に役職印・角印にはこの書体が多く使われています。ちなみに、紙幣に押印されている「日本銀行」の印は、この篆書体です。
【 古印体 】 隷書を基本とし、そこに丸みを加えた書体。この書体は日本独自のもので、多くの既成認印に使われています。主に認印に多く使われております。
【 楷書体 】 隷書から転化した字形の方性な書体。横画を平行に書かず、すこし右上がりにして、一点画を続けて書かないのが特長です。
【 行書体 】 楷書と草書の中間の書体。楷書の字画を少し崩した感じになります。主に認印に使われています。
「姓+名」の書体例 | ||||
印相体 | 篆書体 | 古印体 | 楷書体 | 行書体 |
「姓のみ」の書体例 | ||||
印相体 | 篆書体 | 古印体 | 楷書体 | 行書体 |
● 印鑑で使用される主な印材 |
【 象牙 】 “印鑑(はんこ)の王様”とも呼ばれるほど、「はんこ」の中では最高級の素材と言っても過言ではない印材です。高い耐久性、重量感、光沢があり、朱肉とよく馴染みますので、使うほどに愛着がわく事でしょう。また、象牙のはんこは、ワシントン条約により輸出入が制限されております関係上、希少価値が高くなっております。(※象牙の詳しい説明はこちら)
※ 象牙は、ワシントン条約により、国外・海外への持ち出しは出来ません。
【 オランダ水牛 】 水牛の中でも特に硬質で粘りがあり、より優れた印材として知られている 印材です。名前の由来はオランダ原産というわけではなく、オランダを集積地 として世界に輸出された為です。印材の他には洋服のボタンや櫛の材料として 世界中で愛用されています。
・オランダ水牛は、黒い模様(フ)が部分的にある印材。
・白オランダ水牛は、黒い模様(フ)のない美しい印材。
・黒オランダ水牛は、全体的に漆黒で、縞模様(フ)のある印材で、天然黒水牛とよく似た見た目の印材。
以上の3種類を取り扱っております。
【 黒水牛・天然黒水牛 】 オランダ水牛同様、水牛の角を加工した印材で丈夫で長期の使用に耐えられる印材です。通常、黒水牛というと真っ黒に染められた印材です。天然黒水牛は、染めることなく天然の色そのままで、黒水牛と比べると表面にうっすらと模様がうかび上がっているのが特長です。
【 本柘(ホンツゲ)・柘(アカネ) 】 植物性の印材として、古くから愛用されています。木材の中では密度が高く硬質であり、使用するほどに、艶が出て見た目にも美しい印材です。本柘は主に日本産で島柘とサツマ柘とに分類され、現在はサツマ柘が主流になっています。柘に比べると黄色っぽく艶があるのが特長です。柘は主に東南アジアから輸入品でシャム柘とも呼ばれています。木目が美しいのが特長です。
更新日:24/06/01 |